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作成日 : 2024/04/16
更新日 : 2024/05/01

ある1社員の休日 相馬野馬追編③

前回の記事はこちら

2日目

3日間続く相馬野馬追、(主に観光の面から)メインの2日目。

この日はほぼすべての騎馬が雲雀ヶ原まで練り歩くお行列、甲冑競馬と神旗争奪戦が行われます。おそらく観光で行く場合、この2日目が一番観覧しやすいと思います。

上野からは臨時の特急が走り、福島からは原ノ町へ向かうバスが増便と、アクセスが格段に向上しますが、見物客が非常に多いです。この日に雲雀ヶ原へ入るには入場券が必要です。

前売りの指定券(坂近くで見ることができる・お行列を目の前で見れるなど)や当日券もあるのですが、今回本当にたまたま、馬場内入場証の抽選に当選したので非常にいいところから観覧することができました。

お行列

 宿は新地の駅前徒歩2分くらいのところに取ってあるので(相馬野馬追の時期、原ノ町の宿はほぼ取れないので少し遠めのところに取るのがオススメ)朝食後すぐ常磐線に乗って原ノ町に移動します。

お行列の開始が大体9:30ごろではありますが、沿道は人が多いので早めに場所の確保と、凍ったスポーツドリンクの調達が主目的(お行列のタイミングで、近くのコンビニは在庫が枯れることも……)。

待機中に列表をいただき、お行列を途中まで見学しました。その後は原ノ町駅まで歩き、臨時のバスで雲雀ヶ原に移動。馬場内入場証を腕に巻き付けて入りました。

騎馬が練り歩く姿は圧巻です。相馬野馬追のお行列を一度見てしまうと、もしかすると他の騎馬武者行列が見れなくなる、かもしれません。

雲雀ヶ原

 雲雀ヶ原に入場し、まずは相馬流れ山を見物。その後、馬場の内側に入り、お昼頃から始まる甲冑競馬を見ました。今回は暑さのためレース数を減らしての開催でした。鞍上が指している旗が風を切る「相馬の夏の音」は一度実際に聞いていただきたい。

その後は神旗争奪戦。打ち上がったご神旗を取り合う光景は非常に迫力のあるものでした。

神旗争奪戦をほぼ最後まで見て、ようやく昼食へ。

昼過ぎには一度抜け出して摂りたかったのですが、馬場内にいるとなかなか外に出るのが難しい(気持ちの上でも難しいし、甲冑競馬の間に素早く抜けなければならない)ので、午後になってしまいました。

前回も食べた店で摂ることにしました。臨時バスの最終便も逃してしまったので、店に居合わせた方とタクシーに相乗りして原ノ町駅へ移動。

この後は相馬中村神社に向かい、総大将お戻りを見る予定でしたがここでも暑さに負けてギブアップ。常磐線で新地に戻り、宿でゆっくり休むことにしました。

2日目が終わってもまだあと1日、相馬野馬追は残っています。

次回は最終日、野馬懸について